Fikaを愛する大学生の日常

Fikaとはスウェーデン語でティータイムという意味。リラックスだけでなく、友人や同僚、家族などとコミュニケーションを取ることが目的。そんなまったりとした時間を大切にして暮らす大学生が日常で感じたことや疑問を綴るブログ。

私にとっての記念日

今日、13年ぶりに自信満々で強気な自分に戻ることができた。

 

私は、昔から周囲に気を遣いすぎて、弱気になってしまう性格だと思っていた。しかし、違ったのだ。

 

なぜなら、絶対に嫌われないと信じている親と話す時は、強気で自由気ままだから。

私は嫌われることを恐れているだけで、親の前の自分が本来の自分だと気づいたのだ。

 

小学校2年生までは自由気ままで、自宅のカギを忘れると近所の友人の家に押し掛けるようなとても図々しい子どもだった。

 

しかし、そんな天真爛漫な少女に悲劇が訪れる。

 

転校だ。

 

見知らぬ土地、見知らぬ人。

 

緊張してしまい、自分の殻に閉じこもってしまった。

 

その後、友人ができて少しずつ自分らしさを取り戻すが、中学生で再度悲劇が訪れる。

 

部活動だ。

 

毎年、全国大会出場者を輩出するクラブで、上昇志向で勝気、差異を認めない人々が集まった。

 

その中で、周囲と馴染めず、また殻に閉じこもるようになった。

 

その後、自由奔放でいつも笑わせてくれる転校生が現れ、立ち直っていく。

 

しかし、その心の傷は深く、嫌われるのが怖くて、自分の意見があまり言えなくなってしまった。相手を信頼できれば、明るい自分をさらけ出せるが。

 

その弊害は就職活動に影響を及ぼした。

 

初対面の面接官にも嫌われないようとするため、おとなしく見られがちになり、アクティブな面をなかなか伝えられなかった。

 

そこで、私は過去と決別することを決めた。もちろん、容易なことではない。

 

小、中学校時代に輪から外されたのは、周囲が幼かったからで、自分が悪いわけではない。今、自分をさらけ出して受け入れてもらえないなら、その場所は自分の居場所ではない。そう思えるから、私はきっと立ち直れる。

 

今日という日は、13年間奥にしまわれた自分が復活した日。

 

周囲には分からなくても、私にとっては大きな大きな一歩を踏み出した記念日なのだ。