考える癖
最近大切にしていることが「日常に疑問を持ち、考える癖をつけること」だ。
例えば、なぜ今日は自分の心が晴れないのだろうか。なぜ最近、この曲にはまっている
のだろうか。なぜこのコンビニのレジ横にはフリスビーが置いているのだろうか等。
この癖をつけようと思ったきっかけは、面接において自分の気持ちを言語化することが
苦手だと気づいたからだ。その悩みを、私の就職活動に対して親身になって考えてくれ
る人に相談すると、「日々の暮らしにおいてなぜ?と考えて、それを口に
出したらいいよ。あと、すぐに調べずに一旦自分で考えることが大切だよ。」と
助言してくれた。それ以来、日々実践していると2つの効果が表れた。1つ目は、自分の
ことをより理解できるようになったことだ。今までは、モヤモヤした気持ちがあって
も、深く考えずスルーしていた。しかし、「今なぜ自分はモヤモヤしているのだろう
か。」と問いかけることで、「自分のことを理解してくれてると期待した人に裏切られ
たことが悲しいんだ」など自分の考えや価値観を正確に捉えることができるようになっ
たのだ。2つ目は思考力が身に付いたことだ。なぜ?なぜ?を繰り返すことで、考える
癖が身に付き、物事の本質を深く理解できるようになったと感じている。
今日、「東大思考」という本を読んでいたが、その本にも全く同じことが書いてあっ
た。東大生の多くは「日常から、広く、深く考える思考習慣が身についており、あらゆ
ることが最高の教材に早変わりしている。」そうだ。考える癖を身に付けたい、自己分
析を深めたいという人には、ぜひこの方法をおススメする。私に考える癖をつけるきっ
かけを与えてくれた人に心から感謝しているし、私も他の人に考えるきっかけを作るこ
とができる人になりたい。