Fikaを愛する大学生の日常

Fikaとはスウェーデン語でティータイムという意味。リラックスだけでなく、友人や同僚、家族などとコミュニケーションを取ることが目的。そんなまったりとした時間を大切にして暮らす大学生が日常で感じたことや疑問を綴るブログ。

今を生きる

最近、集中しなければいけない時に将来への不安や人間関係の悩みが浮かんできて、

完全に集中できない時があった。一旦整理して心を落ち着けようとするが、また別のことが次々と浮かんでくる。改善したいと思いつつ、時間が過ぎていた。

 

昨日、ふと本屋に立ち寄り、一冊の本が目に留まった。

 

生き物の死にざま」という本だ。

 

最近、生物の知識が豊富な友人と話す機会があり、生きものの不思議さと奥深さに興味があったため、思わず手に取った。

 

その本では、ペンギンからゴリラ、植物まで多種多様なテーマがあり、最後は人間だった。その本では、「人間は、未来を予測することができる唯一の動物であり、それゆえ今を生きることを見失っている」と書かれていた。

 

まさに、私のことだと思った。先見性を授けられたがゆえに、今を見る力が自然と失われてしまっていたのだ。他の動植物は、生命を繋ぐために、その日の食べ物の確保や身を守ることに必死なのに。

 

このことに気が付かないと、先のことに囚われすぎてしまう。気づき以降、未来を恐れず、目の前のことに全力で取り組んでいる。