合わない人とも
性格が合わない人とも、いがみ合わず、傷つけ合わない関係を築くことは大切。
普段、生活をしていて、気が合わない人を自然と避けてしまう人は多いのではないだろうか。私自身、自分と気が合う人とだけ仲良くしていたらいいと思っていた時もあった。でも今は、合わない人とも関係を築こうとするし、むしろとても仲良くなったりするから、積極的に関わろうとしている。
最近、私(ゲームを全くしない)は2人の日本オタクの留学生に会った。一人は、自分とゲームの話ができる人としか話さない留学生。もう一人は、ゲームの話ができる人とはゲームの話を、それ以外の人には違う話題を話す留学生。
前者は、私に全く興味がなく、正直に言うと日本語はあまり上達していなかった。後者の留学生は、私に興味を持って積極的に話しかけてくれて、どんどん日本語が上達した。
全ての話題を話せなくても、この人には趣味の話、この人には日常の話など、意識的に相手が好む話題を話すことで、どんな人とも仲良くなれると思う。
これは斎藤孝著の「友達ってなんだろう」という本にも記されていた。気が合わない人こそ、良好な関係を築くことが大切だと。
社会においては、気が合わない人とも仕事をしなければならない場面は必ず出てくる。その際に、大人な対応が出来るかどうかで、仕事の質や効率も変わってくると思う。
だからこそ、学生時代から、気が合う人だけでなく、合わない人ともうまく付き合う能力を身に付けることは大事だなあと思う。